五十嵐隆 タミフル
タミフルと言えば、インフルエンザの薬ですね。
しかも、タミフルを服用した10代の患者さんで異常な行動をして亡くなった方も出てきて問題になりました。
この五十嵐隆教授は、去年の1月にあった厚生労働省の安全対策調査会に参考人として出席された方です。
この五十嵐隆教授の小児医学講座に、タミフルを販売している中外製薬が6年間で合計300万円を寄付していたんだそうです。
なんかこれだけ聞くと、教授が中外製薬に便宜を図ったように思っちゃいますね。
教授は調査会のとき、タミフルと死亡例の因果関係は否定的という厚生労働省の意見に賛同されています。
そのせいかは分からないですが、厚生労働省は副作用が疑われている事例全部を再検討するそうです。よかった~。
でもこの中外製薬、調査会以外でタミフルと患者さんの死亡との因果関係を調べている研究班メンバーの講座や研究機関に寄付金を出していたとか!
もしこれからインフルエンザになっても、タミフルを子供が飲んで大丈夫なのか?と思いますね。
これについては厚生労働省がルールを作るそうで、五十嵐教授もこれが問題にされると国の審議会などに関われなくなるから、ルールを決めてほしいと話されていますね。
もちろん寄付と意見は関係ないとも話されているんですが、中外製薬から寄付金をもらっていたのなら、そもそも調査会に参考人として出ないでいてほしいものですね。